大谷桃子はロラン・ギャロスに続く女王撃破ならず [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は2020年USオープンでの大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス準決勝で、大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)は第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)に2-6 4-6で敗れた。試合時間は1時間9分。

 ふたりは昨年10月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で対戦し、大谷が前年覇者を7-5 6-4で倒す金星を挙げていた。

 2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)からグランドスラム3大会連続出場となる25歳の大谷は、初勝利を挙げたフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で決勝に進出し、上地結衣(三井住友銀行)との日本人対決に2-6 1-6で敗れたしたが準優勝に輝いた。今大会の1回戦ではルーシー・シューカー(イギリス)を6-2 6-2で破り、グランドスラム2大会連続で初戦突破を果たしていた。

 デ グロートは決勝で、第2シードの上地とクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)の勝者と対戦する。

 大谷は上地とのペアでダブルスにも出場しており、第1シードのデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)に対する初戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles