前年女王の上地結衣が52分で初戦に勝利 [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は2020年オーストラリアン・オープンでの上地結衣(三井住友銀行)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がマカレナ・カブリラーナ(チリ)を6-0 6-1で退け大会連覇に向けて好スタートを切った。試合時間は52分。

 全豪に8年連続出場となる26歳の上地は、3度目の決勝進出を果たした2017年に初タイトルを獲得。昨年は決勝でアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-2 6-2で下し、3年ぶりの栄冠に輝いた。

 上地は準決勝で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦する。モンジェーヌは1回戦で、アンヘリカ・ベルナール(コロンビア)を6-1 6-2で下しての勝ち上がり。

 大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)とのペアでダブルスにも出場している上地は、初戦で第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)/ファンクォトと対戦する予定になっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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