ムチョバが逆転勝利で初のグランドスラム準決勝へ、地元期待のバーティは無観客のセンターコートで失速 [オーストラリアン・オープン]

写真はカロリーナ・ムチョバ(チェコ/右)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第25シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が1セットダウンから挽回して第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を1-6 6-3 6-2で倒し、グランドスラム大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間57分。

 第1セットを1-6で落としたムチョバは第2セットも最初のゲームをブレークされて劣勢に立たされていたが、メディカルタイムアウトを取ったあとから反撃を開始した。

 グランドスラム大会に9大会連続出場となる24歳のムチョバは、メルボルン・パークでは昨年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。ムチョバがグランドスラム大会の準々決勝を戦ったのは、2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で2度目だった。

 この結果でムチョバは、バーティとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦で初対戦し、バーティが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのムチョバは1回戦でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を7-5 6-2で、2回戦でモナ・バートル(ドイツ)を6-4 6-1で、3回戦で第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を7-5 7-5で、4回戦では第18シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-6(5) 7-5で破って8強入りを決めていた。

 ムチョバは準決勝で、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)とジェシカ・ペグラ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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