内島萌夏が林恵里奈とのコンビでダブルス2連覇達成 [第56回島津全日本室内]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「第56回島津全日本室内テニス選手権大会」(ITFワールドテニスツアーW60/京都府京都市・島津アリーナ京都/2月17~23日/賞金総額6万ドル/室内カーペットコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのシュン・ファンイン(中国)が第4シードのインディ・デ ブルーム(オランダ)に3-6 6-3 7-6(6)で競り勝ち、同種目でキャリア最大のタイトルを獲得した。試合時間は2時間16分。
25歳のシュンがITFツアーのシングルスを制したのは、2018年4月の南京(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来で7度目だが、1.5万ドル以上の大会では初となる。
今大会でのシュンは、1回戦でエミナ・ベクタス(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦で予選勝者の細沼千紗(福井県スポーツ協会)を6-2 6-4で、準々決勝で第6シードの大前綾希子(島津製作所)を6-3 5-7 7-5で、準決勝では予選から勝ち上がってきた林恵里奈(福井県スポーツ協会)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。
女子ダブルス決勝は、林/内島萌夏(フリー)が第3シードのシェイ・ユーチー(台湾)/米原実令(明治安田生命)を7-5 5-7 [10-6]で倒して栄冠に輝いた。18歳の内島は昨年の大会を穂積絵莉(日本住宅ローン)とのペアで制しており、2連覇を達成した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
女子シングルス決勝
○24シュン・ファンイン(中国)[3] 3-6 6-3 7-6(6) ●9インディ・デ ブルーム(オランダ)[4]
女子ダブルス決勝
○13林恵里奈/内島萌夏(福井県スポーツ協会/フリー)7-5 5-7 [10-6] ●5シェイ・ユーチー/米原実令(台湾/明治安田生命)[3]
※トップ写真は(右から)女子ダブルス優勝の林恵里奈(福井県スポーツ協会)、内島萌夏(フリー)、準優勝の米原実令(明治安田生命)、シェイ・ユーチー(台湾)
写真提供◎京都府テニス協会、撮影◎真野博正
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