ホームのグラスコートで日本を迎え撃つパキスタンはクレシーら5人を代表に召集 [デビスカップ]
パキスタンは2020年ワールドグループⅠプレーオフ(3月6、7日/パキスタン・イスラマバード/グラスコート)でスロベニアを3勝0敗で下してワールドグループⅠ進出を決めたが、そのときはクレシーとカーンの2人が単複でプレーした。
ATPツアーのダブルスで通算20勝を挙げている40歳のクレシーは、ロハン・ボパンナ(インド)とのペアで2010年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で準優勝した実績を持っている。グラスコートを得意としており、シングルスでは2007年12月に世界ランク自己最高125位をマークしている。
41歳のカーンがデビスカップ以外では国外の大会でプレーすることはほとんどないが、代表ではシングルス33勝28敗、ダブルス25勝15敗の戦績を残している。
日本とパキスタンの対戦は2003年以来で、過去の対戦成績は日本の3戦全勝となっている。
※世界ランクは2月22日付
パキスタン代表メンバー
アハメド・チョードリー(シングルス1499位T/ダブルス2178位T)
アイサムウルハク・クレシー(シングルス--位/ダブルス49位)
ムザミル・ムルタザ(シングルス--位/ダブルス1676位T)
アギール・カーン(シングルス--位/ダブルス--位)
ムハンマド・ショアイブ(シングルス--位/ダブルス--位)
監督◎ムシャフ・ジア
日本代表メンバー
綿貫陽介(日清食品:シングルス269位/ダブルス620位)
内田海智(富士薬品:シングルス317位/ダブルス871位)
清水悠太(三菱電機:シングルス338位/ダブルス611位)
望月慎太郎(Team YUKA:シングルス639位/ダブルス412位)
上杉海斗(江崎グリコ:シングルス--位/ダブルス1444位T)
監督◎岩渕聡
デビスカップは2019年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体「コスモス」の協力によって開発された。
24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠは、ベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が、来年のファイナルズ予選への出場権を獲得する。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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