シフィオンテクがグランドスラム覇者として初のタイトルを獲得 [アデレード国際]

写真は今季初優勝を決めた直後のイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/2月22~27日/賞金総額53万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 6-2で下して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間6分。

 昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でチャンピオンに輝いた19歳のシフィオンテクは、グランドスラム覇者として初のタイトルを獲得した。この勝利でツアー決勝での戦績は、2勝1敗となった。

 両者は今回が初対戦。2019年6月のマヨルカ(WTAインターナショナル/グラスコート)以来となる決勝に臨んだ23歳のベンチッチは、シングルスでのツアー5勝目を目指していた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦でマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-3 6-4で、2回戦で予選勝者のマディソン・イングリス(オーストラリア)を6-1 6-3で退け、準々決勝はダニエル・コリンズ(アメリカ)の途中棄権で勝ち上がり、準決勝ではジル・タイヒマン(スイス)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第3シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)がヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を6-7(4) 6-4 [10-3]で倒してコンビ3勝目を挙げた。(テニスマガジン)


女子ダブルスでコンビ3勝目を挙げたアレクサ・グラーチ(チリ/右)とデザレー・クラブチェク(アメリカ)

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写真◎Getty Images

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