女子テニスツアーが新型コロナウイルスで採用した『凍結』ランキングの変更を検討

写真は2018年WTAファイナルズ・シンガポールのドロー抽選会でのスティーブ・サイモンWTA会長兼CEO(Getty Images)

女子プロテニスツアーは現在、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのために採用された『凍結』ランキングのシステムを変えるかどうか検討している。

 WTA(女子テニス協会)の会長兼CEOであるスティーブ・サイモン氏はAP通信への声明の中で、ツアーは「現在のランキングプロセスにさらなる調整が必要か否か検討中である」と述べた。

 現在の特別システムでは、WTAは2019年3月以降にもっとも成績のよい数大会(シングスが16大会、ダブルスは11大会)の結果をもとに算出する方法を採用している。この方法では世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)のような選手が2020年のパンデミック発生後にほとんどプレーしなかったとしても、そのことで影響を受けることはない。

 例えばバーティは2019年にフレンチ・オープンで獲得したタイトルを2020年に防衛しなかったが、変わらず2019年大会優勝で得たポイントを保持することができている。

 ATP(男子プロテニス協会)は水曜日、2022年8月までに通常の52週システムに戻ることを目指してランキングルールに微調整を施すと発表した。男子ツアーはまた今から6月までに間に小規模大会の賞金に約500万ドルを追加し、パンデミックで50%に削減されていた賞金を増額する予定であるとも明かした。

 サイモン氏はWTAの賞金について、「2020年に我々がプレーヤーたちに提供した300万ドルを超える救済金に加え、WTAは放映収入やボーナスプールの再割り当ておよび中央組織の資金の利用を通して2021年の各大会の賞金を100%助成することでプレーヤーと大会を援助してきました。それは我々がこれらの困難な時期に、我々のメンバーの双方をサポートする必要性を非常に強く感じているからなのです」と声明の中で説明した。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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