ゴルビッチとタウソンがシード撃破、予選勝者同士のツアー決勝は2017年の東京以来 [リヨン・オープン]

写真は2020年フレンチ・オープンでのクララ・タウソン(デンマーク)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・オープン・メトロポル ド リヨン」(WTA250/フランス・リヨン/3月1~7日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ともに予選から勝ち上がってきたビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)とクララ・タウソン(デンマーク)がタイトルをかけて対戦することになった。

 ゴルビッチが2時間26分の接戦で第2シードのフィオナ・フェロ(フランス)を4-6 6-0 7-6(4)で倒し、18歳のタウソンは第7シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-1で退けた。

 予選勝者同士がWTAツアーの決勝で対戦するのは、ザリナ・ディアス(カザフスタン)が加藤未唯(ザイマックス)に勝ってタイトルを獲得した2017年9月の東京(WTAインターナショナル/ハードコート)以来となる。

 2017年4月に世界ランク自己最高51位をマークした28歳のゴルビッチは、2016年10月のリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)以来のツアー決勝でキャリア2勝目に王手をかけた。

 2019年全豪ジュニア優勝者で世界139位のタウソンはツアー大会の本戦でプレーしたのが3大会目で、今大会を迎えるまで2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦でジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を倒したのが唯一の勝利だった。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、1勝0敗でタウソンがリード。両者は今年1月にフジャイラ(W25/ハードコート)の決勝で初対戦しており、タウソンが6-0 4-6 6-3で勝っている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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