18歳のナカシマが同大会のここ12年で最年少の準々決勝進出者に [デルレイビーチ・オープン]

ATPツアー公式戦の「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月17~23日/賞金総額67万3655ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、世界ランク294位のブランドン・ナカシマ(アメリカ)が予選勝者のキャメロン・ノリー(イギリス)を7-5 6-2で倒し、ベスト8進出を果たした。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した18歳のナカシマは、ATPツアーの本戦でプレーするのは今回が初めてとなる。彼は今週2勝を挙げたことで、今大会において2008年に18歳でタイトルを獲得した錦織圭(日清食品)以降でもっとも若い準々決勝進出者となった。

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「僕はただ、1回戦でよいプレーが出来ればいいと思っていたんだ」とナカシマはコメントした。「2試合に勝ったあと、自分のテニスに自信がついてきたよ。これからもこの調子が続いて欲しいね。僕はいつだってハイレベルなプロに交じって対抗していけると思っていたけど、それにはチャンスが必要だったんだ」。

 ナカシマは次のラウンドで、予選勝者のノア・ルビン(アメリカ)を6-1 6-2で破って勝ち上がった日本の西岡良仁(ミキハウス)と対戦する。

 そのほかの試合では、第4シードのライリー・オペルカ(アメリカ)が17本のサービスエースを決めてマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-3 6-4で下し、クォン・スンウ(韓国)はワイルドカードで出場したライアン・ハリソン(アメリカ)に6-4 3-6 7-6(0)で競り勝った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年末のハワイ・テニス・オープンでのブランドン・ナカシマ(アメリカ)
HONOLULU, HI - DECEMBER 28: Brandon Nakashima of the United States hits a backhand during the finals of the Hawaii Tennis Open against Sam Querrey of the United States at the Stan Sheriff Center on December 28, 2019 in Honolulu, Hawaii. (Photo by Darryl Oumi/Getty Images)

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