WTAがランキングを通常の52週システムに戻るための方法を考案、マイアミ・オープン後に適用へ
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/15436/images/main_694cb0153e049a9c088b2dbd0ad93298.jpg?w=850)
計算法は複雑だが概して説明すれば、選手が2019年から20年に獲得したランキングポイントは最低1年から2年以内の期間で合計の一部に残ることになる。
変更が適用されるのは、現在開催中のマイアミ・オープン終了後の4月5日からとなる。
マイアミやマドリッドを含めた2019年に開催されたが2020年にスキップされた大会が今年は戻ってくることになるため、ルールはこのような特殊なものとなっている。このような大会で得たポイントは、選手が最初に獲得してから104週間後に失効する(1年スッキプされた大会が次に開催されたあとに消える)ことになるのだ。
またインディアンウェルズのように2019年に開催されたあと2年連続中止なってから2022年に復活すると予想される大会に関しては、それがいつになったとしても次に開催された際に更新することになる。
これらのアップデートが適用となる前、WTAは2019年3月以降にもっとも成績のよい数大会(シングスが16大会、ダブルスは11大会)の結果をもとに算出する方法を採用していた。これにより世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)のような選手が2020年のパンデミック発生後にほとんどプレーしなかったとしても、それによって影響を受けることを回避することができていたのだ。
例えばバーティは2019年にフレンチ・オープンで獲得したタイトルを2020年に防衛しなかったが、凍結ルールのおかげで変わらず2019年大会優勝で得たポイントを保持することができていた。
今月の初めにATP(男子プロテニス協会)は2022年8月までに通常の52週システムに戻ることを目指し、ランキングルールに微調整を施すと発表していた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
Pick up
-
2025-02-13
第64回/第65回テニマガ・テニス部 ただいま準備中
次回テニマガ・テニス部部活動の準備をしています。4月5日(
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-12-30
サービス第二弾発売!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著) 書籍&電子書籍
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Related
Pick up
-
2025-02-13
第64回/第65回テニマガ・テニス部 ただいま準備中
次回テニマガ・テニス部部活動の準備をしています。4月5日(
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-12-30
サービス第二弾発売!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著) 書籍&電子書籍
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(