WTAがランキングを通常の52週システムに戻るための方法を考案、マイアミ・オープン後に適用へ

写真は2018年WTAファイナルズ・シンガポールのドロー抽選会でのスティーブ・サイモンWTA会長兼CEO(Getty Images)

WTA(女子テニス協会)は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの間のツアー中断とスケジュール変更を考慮してある種のランキング『凍結』を実施したあと、女子テニスのランキングを通常の52週システムに最終的に戻していくための方法を定めようとしている。

 計算法は複雑だが概して説明すれば、選手が2019年から20年に獲得したランキングポイントは最低1年から2年以内の期間で合計の一部に残ることになる。

 変更が適用されるのは、現在開催中のマイアミ・オープン終了後の4月5日からとなる。

 マイアミやマドリッドを含めた2019年に開催されたが2020年にスキップされた大会が今年は戻ってくることになるため、ルールはこのような特殊なものとなっている。このような大会で得たポイントは、選手が最初に獲得してから104週間後に失効する(1年スッキプされた大会が次に開催されたあとに消える)ことになるのだ。

 またインディアンウェルズのように2019年に開催されたあと2年連続中止なってから2022年に復活すると予想される大会に関しては、それがいつになったとしても次に開催された際に更新することになる。

 これらのアップデートが適用となる前、WTAは2019年3月以降にもっとも成績のよい数大会(シングスが16大会、ダブルスは11大会)の結果をもとに算出する方法を採用していた。これにより世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)のような選手が2020年のパンデミック発生後にほとんどプレーしなかったとしても、それによって影響を受けることを回避することができていたのだ。

 例えばバーティは2019年にフレンチ・オープンで獲得したタイトルを2020年に防衛しなかったが、凍結ルールのおかげで変わらず2019年大会優勝で得たポイントを保持することができていた。

 今月の初めにATP(男子プロテニス協会)は2022年8月までに通常の52週システムに戻ることを目指し、ランキングルールに微調整を施すと発表していた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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