20歳のコルダが初の対トップ10勝利で地元アメリカ勢で唯一8強入り、2度目のマスターズ本戦で快進撃 [マイアミ・オープン]
世界ランク9位のシュワルツマンは、コルダがこれまでに勝った選手の中で最高位となる。今大会でのコルダは1回戦でラドゥ・アルボット(モルドバ)を6-3 6-0で、2回戦で第10シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を1-6 6-4 6-2で、3回戦では第17シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-3 6-0で破って勝ち上がっていた。
1998年オーストラリアン・オープン優勝者のペトル・コルダ(チェコ)を父に持つコルダは2018年の全豪ジュニアを制した実績を持っており、昨年10月にはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で予選から4回戦まで勝ち進んでブレイクスルーを果たした。コルダがATPマスターズ1000の大会で本戦入りしたのは、今回が2度目に過ぎない。
2月にトップ100入りを果たし将来を嘱望される20歳のコルダは次のラウンドで、マリン・チリッチ(クロアチア)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。
そのほかの試合では第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第24シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-2 7-6(2)で下し、第26シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)は第12シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との接戦を4-6 6-3 7-6(4)で制し、勝ち上がった両者の準々決勝での対戦が決まった。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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