伏兵シャルマがシングルスでツアー初優勝、ジャバーはまたしても決勝で敗れる [MUSCヘルス女子オープン]

写真はアデレード国際でのアストラ・シャルマ(オーストラリア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「MUSCヘルス女子オープン」(WTA250/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月12~18日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたアストラ・シャルマ(オーストラリア)が第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を2-6 7-5 6-1で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間55分。

 25歳のシャルマはダブルスでツアー2勝を挙げているが、シングルスで準々決勝以上に勝ち上がったのは今回が3度目だった。2019年4月にボゴタで決勝に進出したが、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 両者は今回が初対戦。2018年10月にクレムリン(WTAプレミア/室内ハードコート)の決勝でダリア・カサキナ(ロシア)に6-2 6-7(3) 4-6で敗れていた26歳のジャバーは、またしてもWTAツアー初タイトルを逃した。

 今大会でのシャルマは1回戦でワン・ヤファン(中国)を6-4 6-2で、2回戦で第8シードのマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-4 4-6 7-5で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した15歳のリンダ・フルヴィルトバ(チェコ)を6-4 6-3で、準決勝では前週のボゴタ(WTA250/クレーコート)でツアー初優勝を果たした19歳のマリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)を7-6(5) 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ちダブルス決勝も行われ、10代ペアのヘイリー・バティスト/キャサリン・マクナリー(ともにアメリカ)が第1シードのエレン・ペレス/ストーム・サンダース(ともにオーストラリア)を6-7(4) 6-4 [10-6]で倒してノーシードから栄冠に輝いた。

 今大会は1年のみのライセンスで今年のカレンダーに組み込まれ、前週のボルボ・カーズ・オープンと同じ会場で行われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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