ベンチッチが17歳にやや苦戦もクレーコートで2019年フレンチ・オープン以来の勝利 [ポルシェ・テニス・グランプリ]

写真はベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・シュツットガルト/4月19~25日/賞金総額56万5530ドル/室内クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第8シード のベリンダ・ベンチッチ(スイス)がナスターシャ・シュンク(ドイツ)を6-4 6-2で下して今季のクレーコート初勝利を挙げた。

 初めて挑戦したツアー大会で予選を突破した17歳のしぶといプレーに第1セットで1度ブレークされるなど手こずったベンチッチは、最終的に6本目のマッチポイントをものにして試合を締めくくった。

 世界ランク928位のシュンクはジュニア大会でのプレー経験のほうが多く、今回は初めて挑戦したWTAツアー大会で予選2試合を勝ち上がって本戦に出場した。

 ベンチッチは次のラウンドで、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)とエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)の勝者と対戦する。これはベンチッチにとって、2019年フレンチ・オープン以来となるクレーコートでの勝利だった。

 そのほかの試合ではマリア・サカーリ(ギリシャ)が24本のウィナーを決め、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2 6-2で退けた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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