決勝はラモス ビノラスとノリーのレフティー対決に [エストリル・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月26日~5月2日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝が行われ、ともにレフティーのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)とキャメロン・ノリー(イギリス)がタイトルをかけて対戦することになった。

 第7シードのラモス ビノラスが第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)との同胞対決を6-1 6-4で制し、ノリーは第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に7-6(5) 7-5で競り勝った。

 2月のコルドバ(ATP250/クレーコート)に続く今季2度目の決勝進出となる33歳のラモス ビノラスは、2019年7月のグスタード(ATP250/クレーコート)以来となるATPツアー3勝目に王手をかけた。過去のツアー決勝での戦績は、2勝7敗となっている。

 ダブルスではカイル・エドマンド(イギリス)とのペアで臨んだ2018年大会で自身唯一のツアー優勝を飾っている25歳のノリーは、2度目のチャンスでシングルスの初タイトルを目指している。2019年1月のオークランド(ATP250/ハードコート)では、テニス・サングレン(アメリカ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 決勝で相対する両者は過去にクレーコートで2度対戦しており、いずれもラモス ビノラスが勝っている。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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