ガウフがジョルジを倒し、準々決勝はアニシモワとのアメリカ勢対決に [エミリア ロマーニャ・オープン]

写真はイタリア国際でのコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「エミリア ロマーニャ・オープン」(WTA250/イタリア・エミリア ロマーニャ州パルマ/5月16~22日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのコリ・ガウフ(アメリカ)がカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-3で退けベスト8に進出した。

 前週のローマで4強入りしてクレーコートではキャリア最高となる成績をおさめた17歳のガウフは、次のラウンドで前日に勝ち上がりを決めていた第5シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)との同胞対決に臨むことになった。

「経験を積んだことで、私は間違いなく以前よりもクレーコートで落ち着いていられるようになっているわ。動きがずっとよくなったし、ショットのセレクションもうまくなっているしね。だからもっと試合をこなしていけばどんどん上達していくと思っているの」と5月30日からパリで始まるフレンチ・オープンの準備をしているガウフはコメントした。

 またワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2012年フレンチ・オープン準優勝者のサラ・エラーニ(イタリア)は4-6 7-5 2-2の時点で第7シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)が左太腿のケガでリタイアしたため、元USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)に対する準々決勝に駒を進めた。

 そのほかの試合では第2シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)がラッキールーザーで本戦入りしたリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を7-6(5) 6-3で、第6シードのワン・チャン(中国)が予選勝者のマルティナ・ディ ジュゼッペ(イタリア)を6-4 6-4で、第8シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)は予選勝者のアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-2 6-4で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではマルティッチがワンと、ガルシアは前日に第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒したカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と顔を合わせる。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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