延期となっていたインディアンウェルズが10月の開催を計画

写真は2019年BNPパリバ・オープン女子シングルス決勝が行われたインディアンウェルズ・テニスガーデンのセンターコート(Getty Images)

男女共催のツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/ATP1000、WTA1000/ハードコート)は今年も通常の3月には行われなかったが、秋に時期を移すことになった。

 この2週間の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより昨年はキャンセルとなったが、今年は10月にインディアンウェルズ・テニスガーデンで開催される。

 元トップ選手で大会ディレクターのトミー・ハース(ドイツ)は木曜日、正確な期日はATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)が秋のスケジュールを決めてから発表されると述べた。両ツアーが日程を確定させるのは、6月になると見られている。

「テニス界の皆がここ2年の間にBNPパリバ・オープンが行われなかったことを寂しく思っていました。今年の10月に戻ってくるというこのニュースは、テニス界にとって素晴らしいことです」とATP会長のアンドレア・ガウデンツィ(イタリア)は語った。

 現役時代に世界ランク自己最高2位をマークしたハースは、「ドイツ系アメリカ人の市民として、私はこれを私の“小さなオクトーバーフェスト(ドイツ・ミュンヘンで秋に開催される世界最大規模の祭り)”と呼ぶつもりです」とコメントした。

 今年の大会が特別措置として秋に実施されたあと、2022年には通常通り3月の日程に戻ることを予定している。(APライター◎ベス・ハリス/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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