シフィオンテクが過去2敗のコンタベイトから初勝利でベスト16進出 [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第30シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を7-6(4) 6-0で倒してベスト16に進出した。試合時間は1時間22分。

 過去2度のハードコートでの対戦で敗れていたシフィオンテクは、3度目の対戦でコンタベイトから初勝利を挙げた。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる20歳のシフィオンテクは、秋に開催された昨年の大会でノーシードから1セットも落とさず1997年のイバ・マヨーリ(クロアチア)以来となる10代チャンピオンに輝いた。決勝ではソフィア・ケニン(アメリカ)を6-4 6-1で破り、ツアー初優勝をグランドスラム大会で達成した。

 今シーズンのシフィオンテクは2月にアデレード(WTA500/ハードコート)でツアー2勝目を挙げ、今月には前哨戦のローマ(WTA1000/クレーコート)を制して初のトップ10入りを果たして今大会を迎えている。

 シフィオンテクは次のラウンドで、バルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-1 6-2で破って勝ち上がった18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が第14シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-5 6-7(2) 6-2で、第25シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がマグダ・リネッテ(ポーランド)を3-6 6-0 6-1で下し、第24シードのコリ・ガウフ(アメリカ)は第13シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)が第1セット終了後に棄権したためそれぞれ16強入りを決めた。ガウフとジャバーは、4回戦で顔を合わせる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○8オンス・ジャバー(チュニジア)[25] 3-6 6-0 6-1 ●3マグダ・リネッテ(ポーランド)

○9コリ・ガウフ(アメリカ)[24] 6-1 Ret. ●16ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)[13]

○41マリア・サカーリ(ギリシャ)[17] 7-5 6-7(2) 6-2 ●48エリース・メルテンス(ベルギー)[14]

○64イガ・シフィオンテク(ポーランド)[8] 7-6(4) 6-0 ●57アネット・コンタベイト(エストニア)[30]

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写真◎Getty Images

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