トップ2シードが3回戦を前に姿を消す中、前年女王シフィオンテクが快調に突き進む [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が腰のケガによりリタイアを余儀なくされた。

 同2位の大坂なおみ(日清食品)もメンタルヘルスの問題を理由に棄権し、脚の負傷により大会開始前に出場を取り消していたシモナ・ハレプ(ルーマニア)を含めて女子は世界トップ3の選手が大会から姿を消した。

 反対にディフェンディング・チャンピオンのイガ・シフィオンテク(ポーランド)はシモーヌ・マチュー・コートでレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-1 6-1で倒し、楽々と3回戦に駒を進めた。

 立ち上がりから畳みかけたシフィオンテクは第1セット5-0から1度だけブレークされたが、相手には6-1 5-0の時点までサービスゲームをキープさせなかった。

 今大会に3年連続出場となるシフィオンテクは、秋に開催された昨年の大会でノーシードから1セットも落とさず1997年のイバ・マヨーリ(クロアチア)以来となる10代チャンピオンに輝いた。決勝ではソフィア・ケニン(アメリカ)を6-4 6-1で倒し、ツアー初優勝をグランドスラム大会で達成した。

 第8シードのシフィオンテクは次のラウンドで、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-2 6-0で破って勝ち上がった第30シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。

 月曜日に20歳になったばかりのシフィオンテクは、ロラン・ギャロスの女子シングルスで2連覇した2007年のジュスティーヌ・エナン(ベルギー)以来の選手になることを目指している。

 2019年チャンピオンのバーティがマグダ・リネッテ(ポーランド)に対する試合でもはや続けられないと合図を送ったとき、彼女は1-6 2-2でリードされていた。

「私は痛みと戦っていたのだけれど、それがただあまりに深刻になりすぎてもはや続けることは安全ではないと感じられたの」とバーティは大会前の練習中に再発したというケガについて話した。

 1968年のプロ化以降の時代で、女子トップ2の選手が3回戦を前に姿を消したのは3度目に過ぎない。2014年フレンチ・オープンでは当時1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と2位のリー・ナ(中国)が、2018年USオープンは当時1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と2位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が番狂わせに遭遇していた。(APライター◎サミュエル・ペトレキン&ジェローム・パグマイア/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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