ズベレフが2セット連取で4回戦突破に王手、錦織はあとがなくなる [フレンチ・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、錦織圭(日清食品)が第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。第1セットを6-4で先取したズベレフが第2セットも6-1で奪い、錦織はあとがなくなった。

 錦織は第2セットもいきなりブレークされ、0-5からひとつキープするのがやっとだった。

 両者の過去の対戦成績は、4勝1敗でズベレフがリード。今季は5月にクレーコートの前哨戦で2度対戦し、マドリッド(ATP1000)の2回戦は6-3 6-2で、ローマ(ATP1000)の3回戦では4-6 6-3 6-4で、いずれもズベレフが勝っている。

 ロラン・ギャロスに9年連続11回目の出場となる30歳の錦織は、3度のベスト8(2015年、17年、19年)がこれまでの最高成績。秋に開催された昨年は、2回戦でステファノ・トラバグリア(イタリア)に4-6 6-2 6-7(7) 6-4 2-6で敗れていた。

 今大会での錦織は1回戦で予選勝者のアレッサンドロ・ジャンネッシ(イタリア)を6-4 6-7(4) 6-3 4-6 6-4で、2回戦では第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 6-2 2-6 6-4 6-4で破り、3回戦は予選勝者のヘンリー・ラクソネン(スイス)が第2セット開始直後に棄権したため16強入りを決めていた。

 2021年クレーコートシーズンでの錦織はここまで3大会でプレーし、4勝3敗の戦績で今大会を迎えている。(テニスマガジン)

 この試合の勝者は準々決勝で、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは4回戦で、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-4 6-4 4-6 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles