19歳の今村咲が単複準優勝、ITFツアー自己最高成績をマーク [W15モナスティル]

写真は2020年オーストラリアン・オープン・ジュニアでの今村咲(EMシステムズ)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ホテル・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/6月21~27日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、予選から勝ち上がってきた今村咲(EMシステムズ)は予選勝者のバレリア・ブーヌ(ジンバブエ)に2-6 2-6で敗れた。試合時間は1時間38分。

 ITFツアーの本戦に出場したのが6度目だった19歳の今村は、2度の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 今大会での今村は1回戦で第3シードの小関みちか(橋本総業ホールディングス)を6-4 6-4で、2回戦でキャスリーン・カネフ(ドイツ)を6-4 7-5で、準々決勝でニコル・ガディエント(スイス)を6-2 6-2で、準決勝ではマリアナ・ドラジッチ(クロアチア)を7-6(7) 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 今村はシン・ジホ(韓国)とのペアで出場したダブルスでもノーシードから勝ち上がり、決勝で第1シードのドラジッチ/サビーナ・シャリポワ(クロアチア/ウズベキスタン)に7-6(1) 4-6 [0-10]で敗れはしたが準優勝を飾った。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○30バレリア・ブーヌ(ジンバブエ)[Q] 6-2 6-2 ●10今村咲(日本/EMシステムズ)[Q]

女子シングルス準決勝

○10今村咲(日本/EMシステムズ)[Q] 7-6(7) 6-1 ●2マリアナ・ドラジッチ(クロアチア)

○30バレリア・ブーヌ(ジンバブエ)[Q] 6-2 6-2 ●18力石優衣(日本/フリー)

女子シングルス準々決勝

○2マリアナ・ドラジッチ(クロアチア)6-4 5-7 6-4 ●5虫賀愛央(日本/名古屋LTC)[Q]

○10今村咲(日本/EMシステムズ)[Q] 6-2 6-2 ●13ニコル・ガディエント(スイス)

○18力石優衣(日本/フリー)6-2 4-6 7-6(0) ●23虫賀心央(日本/名古屋LTC)[Q]

○30バレリア・ブーヌ(ジンバブエ)[Q] 6-0 6-3 ●26アンドレ・ルコシュート(リトアニア)[Q]

女子ダブルス決勝

○1マリアナ・ドラジッチ/サビーナ・シャリポワ(クロアチア/ウズベキスタン)[1] 6-7(1) 6-4 [10-1] ●14今村咲/シン・ジホ(EMシステムズ/韓国)

女子ダブルス準決勝

○1マリアナ・ドラジッチ/サビーナ・シャリポワ(クロアチア/ウズベキスタン)[1] 不戦勝 ●6虫賀愛央/虫賀心央(名古屋LTC)[WC]

○14今村咲/シン・ジホ(EMシステムズ/韓国)5-7 6-2 [10-1] ●12ラファエレ・ラカッセ/エミリー・リンド(カナダ/イギリス)[3]

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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