ジョコビッチが2018年決勝のリマッチとなった2回戦に快勝 [ウインブルドン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-3 6-3 6-3で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間41分。

 この対決は2018年ウインブルドン決勝のリマッチで、前回はジョコビッチが6-2 6-2 7-6(3)で勝っていた。

 ウインブルドンに2年ぶり16回目の出場となる34歳のジョコビッチは、これまでに5度(2011年、14年~15年、18年~19年)タイトルを獲得。前回開催された2019年はロジャー・フェデラー(スイス)との歴史的決勝を7-6(5) 1-6 7-6(4) 4-6 13-12(3)で制し、グランドスラム大会で16回目の栄冠に輝いた。

 今シーズンのジョコビッチはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制しており、今大会で勝つと四大大会優勝回数で男子の最多記録を持つラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)の「20」に並ぶことができる。

 ジョコビッチは次のラウンドで、アンドレアス・セッピ(イタリア)を6-2 6-4 6-2で破って勝ち上がった予選勝者のデニス・クドラ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第22シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、第25シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第26シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)、フランシス・ティアフォー(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-3 6-3 ●4ケビン・アンダーソン(南アフリカ)

○7デニス・クドラ(アメリカ)[Q] 6-2 6-4 6-2 ●5アンドレアス・セッピ(イタリア)

○23マートン・フチョビッチ(ハンガリー)6-3 5-4 Ret. ●21イリ・ベセリ(チェコ)

○25ファビオ・フォニーニ(イタリア)[26] 6-3 6-4 0-6 6-4 ●28ラスロ・ジェレ(セルビア)

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○34フランシス・ティアフォー(アメリカ)6-4 6-4 6-4 ●36バセック・ポスピショル(カナダ)

○40カレン・ハチャノフ(ロシア)[25] 6-1 7-6(3) 6-3 ●37イゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)

○41ダニエル・エバンズ(イギリス)[22] 6-3 6-3 6-4 ●43ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)

○49デニス・シャポバロフ(カナダ)[10] 不戦勝 ●52パブロ・アンドゥハル(スペイン)

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写真◎Getty Images

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