土居美咲は相手エースに敗れ、日本は初日2連敗 [フェドカップ日本対スペイン]

女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ」の予選ラウンド「日本対スペイン」(2月7、8日/スペイン・ムルシア/クレーコート)の第2試合で日本の土居美咲(ミキハウス:単86位)がスペインのカルラ・スアレス ナバロ(単55位)に3-6 4-6で敗れ、0勝2敗で初日を終えた。試合時間は1時間20分。

 2011年に初の日本代表入りを果たした28歳の土居は、今回が11回目のフェド杯出場。19試合目のシングルスで、9敗目を喫した。

 この結果でスアレス ナバロは、土居との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2013年4月のフェドカップ・ワールドグループ・プレーオフ(スペイン・バルセロナ/クレーコート)はスアレス ナバロが6-3 6-4で、2016年6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の2回戦では土居が3-6 6-4 6-1で勝っていた。

 オープニングマッチは大坂なおみ(日清食品:単10位)がサラ・ソリベス トルモ(単78位)に0-6 3-6で敗れ、スペインが先勝していた。

 フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。今年から採用される新フォーマットは12ヵ国が3チームによる4グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 前年フェドカップ決勝進出国のフランスとオーストラリアと、開催国ハンガリー、チェコ(過去の実績が評価されワイルドカード獲得)の4ヵ国はすでに4月にハンガリー・ブダペストで開催されるファイナルズへの出場権を得ており、これに予選ラウンドを勝ち上がった8ヵ国が加わることになる。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われ、各対戦に勝利した8ヵ国がファイナルズに進出する。

 日本とスペインの過去の対戦成績は、スペインの3戦全勝となっている。

2020フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ|トーナメント表

※文中の世界ランクは2月3日付、出場選手は変更される可能性があります。

フェドカップ予選ラウンド|日本 0-2 スペイン

第1日|2月7日(金)

第1試合 ●大坂なおみ(日清食品:単10位)0-6 3-6 ○サラ・ソリベス トルモ(単78位)

第2試合 ●土居美咲(ミキハウス:単86位)3-6 4-6 ○カルラ・スアレス ナバロ(単55位)

第2日|2月8日(土)

第3試合 大坂なおみ(日清食品:単10位)vs カルラ・スアレス ナバロ(単55位)

第4試合 土居美咲(ミキハウス:単86位)vs サラ・ソリベス トルモ(単78位)

第5試合 青山修子(近藤乳業:複24位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複29位)vs アリョーナ・ボルソバ(複298位)/ジョルジーナ・ガルシア ペレス(複71位)

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

※写真は土居美咲(ミキハウス)
CARTAGENA, SPAIN - FEBRUARY 07: Misaki Doi of Japan in action against Carla Suarez Navarro of Spain during the Fed Cup BNP Paribas World Cup qualifiers first round at Centro de Tenis La Manga on February 7, 2020 in Cartagena, Spain (Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)

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