スペイン戦の日本代表が決定、大坂なおみが2年ぶりのメンバー入り [フェドカップ予選]

女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ」の予選ラウンド「日本対スペイン」(2月7、8日/スペイン・ムルシア/クレーコート)の日本代表メンバーを、日本テニス協会が発表した。
 
 昨年からノミネートできる人数が5人となっており、日本チームは大坂なおみ(日清食品)、土居美咲(ミキハウス)、奈良くるみ(安藤証券)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、青山修子(近藤乳業)の布陣でスペイン戦に臨む。

 大坂が2018年4月のワールドグループ2部プレーオフ(兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)のイギリス戦以来の選出で、柴原は初の代表入りとなる。

 組み合わせ抽選は、2月6日(木)に行われる。

2020フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ|トーナメント表

 フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。今年から採用される新フォーマットは12ヵ国が3チームによる4グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 前年フェドカップ決勝進出国のフランスとオーストラリアと、開催国ハンガリー、チェコ(過去の実績が評価されワイルドカード獲得)の4ヵ国はすでに4月にハンガリー・ブダペストで開催されるファイナルズへの出場権を得ており、これに予選ラウンドを勝ち上がった8ヵ国が加わることになる。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われ、各対戦に勝利した8ヵ国がファイナルズに進出する。

 2019年シーズンの日本は、ワールドグループ2部1回戦(2月9、10日/福岡県北九州市・北九州市立総合体育館/室内ハードコート)でスペインに2勝3敗で敗退。ワールドグループ2部プレーオフ(4月20、21日/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/ハードコート)では、オランダを4勝0敗で破っていた。

 ワールドグループ・プレーオフ(ベルギー・コルトレイク/室内ハードコート)に進出したスペインは、敵地でベルギーに3勝2敗で勝利をおさめた。

 日本とスペインの過去の対戦成績は、スペインの3戦全勝となっている。

※世界ランクは1月20日付(ノミネーションは変更されることがあります)

日本代表メンバー

大坂なおみ(日清食品):シングルス4位/ダブルス--位
土居美咲(ミキハウス):シングルス82位/ダブルス108位
奈良くるみ(安藤証券):シングルス137位/ダブルス490位
柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス):シングルス498位/ダブルス31位
青山修子(近藤乳業):シングルス737位/ダブルス27位

監督◎土橋登志久

試合予定

第1日:2月7日(金) 現地時間12時00分(日本時間20時00分)~ シングルス2試合

第2日:2月8日(土) 現地時間11時00分(日本時間19時00分)~ シングルス2試合、ダブルス1試合

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

※写真は2018年のワールドグループ2部プレーオフでの大坂なおみ(日清食品/右)と土橋登志久監督(左)
MIKI, JAPAN - APRIL 21: Naomi Osaka (R) of Japan is encouraged by team captain Toshihisa Tsuchihashi of Japan as she plays in her singles match against Heather Watson of Great Britain during day one of the Fed Cup World Group II Play-Off between Japan and Great Britain at Bourbon Beans Dome on April 21, 2018 in Miki, Hyogo, Japan. (Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)

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