フェドカップがデビスカップに続き、新しい大会フォーマットを採用
フェドカップがデビスカップの取った道に続き、来年から新しい大会フォーマットを採用することになった。
国際テニス連盟(ITF)の発表よれば、女子の国別対抗戦は4月にハンガリー・ブダペストのクレーコートで6日間に渡って12チームによる決勝トーナメントを戦う形式となり、賞金総額は1800万ドルとなることが予定されている。
ITFはすでに、デビスカップを11月にマドリッドでプレーされる18チームによる決勝イベントという似たような形式に変えていた。
「我々は当事者や出資者たちに助言を求め、意見に耳を傾け、新フォーマットが間違いなくプレーヤーの実りとなるものであるようにするために、WTA、そのプレーヤー委員会とともに働いてきました」とITFのデビッド・ハガティ会長は声明文の中で述べた。
フェドカップに施された変更は、予選を2月に行い、それから決勝トーナメントを1週間弱で開催するというものだ。これによってかかる時間を3週間から2週間に減らすことができるため、テニスのカレンダーにかかるストレスを和らげることになる。
現在のシステムでは、決勝は準決勝の7ヵ月後に当たる11月に行われる。
しかしながら、決勝トーナメントに新しくラウンドロビン・ステージが採用されるということは、より多くの試合をプレーするということも意味している。
決勝トーナメントに進出する12ヵ国のうち10チームのみが、実力で出場権を得ることになる。大会開催者は1チームにワイルドカード(主催者推薦枠)を与え、そして2002年以来フェドカップの最高レベルでプレーしていないハンガリーに開催国としての一席を保証している。
今年11月にパースで決勝を戦うオーストラリアとフランスは、来年の決勝トーナメント出場を保証された最初の2チームとなっている。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は昨年のフェドカップで2年ぶりの優勝を決めたチェコ代表チーム
PRAGUE, CZECH REPUBLIC - NOVEMBER 11: Players of Czech Republic team celebrate with their trophy after winning the Fed Cup final tennis match between Czech Republic and the United States, at O2 Arena on November 11, 2018 in Prague, Czech Republic. (Photo by Srdjan Stevanovic/Getty Images)
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