ルースの連勝を止めたコリンズが初のツアー決勝を制してタイトルを獲得 [パレルモ女子オープン]

写真はフレンチ・オープンでのダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「32°パレルモ女子オープン」(WTA250/イタリア・パレルモ/7月19~25日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)が予選から勝ち上がってきたエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を6-4 6-2で下してWTAツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間50分。

 2019年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4強入りした実績を持つ27歳のコリンズだが、ツアー大会で決勝に進出したのは単複を通して今回が初めてだった。

 この結果でコリンズは、ルースとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2週間前にハンブルク(WTA250/クレーコート)の準々決勝で顔を合わせたばかりで、そのときはルースが6-4 1-6 7-5で勝っていた。

 今大会でのコリンズは1回戦で予選勝者のカタリーナ・ゲルラッハ(ドイツ)を7-5 6-3で、2回戦でマディソン・イングリス(オーストラリア)を6-4 6-1で、準々決勝で第7シードのアストラ・シャルマ(オーストラリア)を6-1 6-4で、準決勝では第4シードのジャン・シューアイ(中国)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 23歳のルースは2週間前のハンブルクでツアー初制覇を果たして今大会を迎えていたが、予選も含めて続けてきた連勝は「12」でストップした。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第4シードのエリン・ラウトリフ(ニュージーランド)/キンバリー・ジマーマン(ベルギー)がナテラ・ザラミズ/カミラ・ラヒモワ(ともにロシア)を7-6(5) 4-6 [10-4]で倒してタイトルを獲得した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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