エアラとヌグロホのアジアコンビがジュニア女子ダブルスを制す [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)のジュニア女子ダブルス決勝で、第4シードのアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)/プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)がジバ・フォークナー(スロベニア)/マチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)を6-1 6-2で下し、栄冠に輝いた。試合時間は49分。
16歳ヌグロホと14歳エアラのアジアコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ前哨戦のトララルゴン(ITFグレード/ハードコート)では、準決勝で敗れていた。
エアラは昨年12月のオレンジボウル(ITFグレードA/クレーコート)でエビアリナ・ラスケビッチ(ベラルーシ)と組んでグレードA大会の同種目で初タイトルを獲得していたが、ヌグロホは単複を通してグレード3より上のレベルの大会で優勝したことがなかった。
ふたりはシングルスにも出場していたが、ともに3回戦で敗退。第4シードのエアラが第16シードのホン イ コディ・ウォン(香港)に1-6 3-6で、第15シードのヌグロホはアレクサンドラ・ベシッチ(ドイツ)に2-6 2-6で敗れていた。
今大会でのエアラ/ヌグロホは、1回戦でエリナ・アバネシアン(ロシア)/リボフ・コステンコ(ウクライナ)を7-5 4-6 [10-8]で、2回戦でジュリー・ベルグラーヴ(フランス)/ピア・ロブリッチ(スロベニア)を6-2 4-6 [11-9]で、準々決勝で第7シードのオバーヌ・ドロゲ/セレーナ・ヤニシェビッチ(ともにフランス)を7-6(2) 6-2で、準決勝では第1シードのカミラ・バリトン(ラトビア)/リンダ・フルビルトバ(チェコ)を1-6 7-5 [10-8]で破って決勝進出を決めていた。
シングルスは準決勝が行われ、第9シードのビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)とヴェロニカ・バシャック(ポーランド)が決勝進出を決めている。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
オーストラリアン・オープン・ジュニア2020|PHOTOアルバム
ジュニア女子シングルス準決勝
○31ヴェロニカ・バシャック(ポーランド)7-5 2-6 6-2 ●3アレクサンドラ・ベシッチ(ドイツ)
○56ビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)[9] 6-3 6-2 ●41バイ・ズオシャン(中国)[13]
ジュニア女子ダブルス決勝
○9アレクサンドラ・エアラ/プリスカ マデリン・ヌグロホ(フィリピン/インドネシア)[4] 6-1 6-2 ●30ジバ・フォークナー/マチルダ・ムタヴジッチ(スロベニア/イギリス)
※写真は左からジュニア女子ダブルス優勝のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)、プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)、準優勝のマチルダ・ムタヴジッチ(イギリス)、ジバ・フォークナー(スロベニア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 31: Alexandra Eala of the Philippines and Priska Madelyn Nugroho of Indonesia pose with the championship trophy and Ziva Falkner of Slovenia and Matilda Mutavdzic of Great Britain pose with the runners up plates after their Junior Girls' Doubles Final match on day twelve of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 31, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Morgan Hancock/Getty Images)
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