コリンズがカサキナを倒し、パレルモからマッチ10連勝で2大会連続優勝 [シリコンバレー・クラシック]

写真は2大会連続優勝を飾ったダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ/8月2~8日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)が第4シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-7(10) 6-1で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は2時間18分。

 2019年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で4強入りした実績を持つ27歳のコリンズは2週間前のパレルモ(WTA250/クレーコート)でツアー初タイトルを獲得しており、マッチ10連勝で2大会連続優勝を飾った。

 この結果でコリンズは、3度目の対戦でカサキナから初勝利を挙げた。今シーズンは2月にフィリップアイランド・トロフィーの準決勝で顔を合わせており、カサキナが6-2 6-7(6) 6-1で勝っていた。

 今大会でのコリンズは1回戦でシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦でスローン・スティーブンス(アメリカ)を3-6 6-4 6-3で、準々決勝で第2シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を7-6(5) 7-6(4)で、準決勝では予選勝者のアナ・コニュ(クロアチア)を6-0 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 2月のフィリップアイランド・トロフィー(WTA250/ハードコート)と3月のサンクトペテルブルク(WTA500/室内ハードコート)を制した24歳のカサキナは、今季4度目の決勝でキャリア5勝目を目指していた。ツアー決勝での戦績は4勝5敗となった。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、第2シードのダリヤ・ユラク(クロアチア)/アンドレア・クレパーチ(スロベニア)が第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)に7-5 7-6(5)で競り勝ちコンビ2勝目を挙げた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)


女子ダブルス優勝のダリヤ・ユラク(クロアチア/右)とアンドレア・クレパーチ(スロベニア)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles