「メッシの去り方が残念」大のバルセロナファンのカサキナ [テニス・イン・ザ・ランド]
WTAツアー公式戦の「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月22~28日/賞金総額23万5238ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)がキャサリン・マクナリー(アメリカ)に2-6 6-4 6-2で勝利した。
「立ち上がりはよくなかったし、キャサリンが勇気と自信を持っていいプレーをしていた。でも、第2セットでブレークしてすべてが変わった。そこから安定感が出て、最後はいいプレーができ、すべてのポイントに全力を尽くせた」
第1セットを落としたとき、ベンチでどんなことを考えたのか。
「正直、最初はあと2セットもコートにいなければいけないのかと思った。まず過ぎたことを忘れて、ゼロからスタートしようと切り替えた。2セット連続でとらなければいけないのは同じことだから。でも、コートに立つとそのことは忘れて一つひとつのポイントに集中した。試合全体ではなく、小さい目標を一つずつクリアしていくように考えた」
マグダ・リネッテ(ポーランド)との準々決勝について。
「数週間前に対戦したばかりで(スタンフォード・クラシック準々決勝で6-4 3-6 6-4でカサキナの勝利)タフな試合だった。彼女はリベンジしたいと思っているはず。全力で私を倒しにくる。自分も全力で戦わないといけない。彼女はハードコートが好きでアグレッシブに来るだろうから、難しい試合になると思う」
テニスから離れる質問になるが、サッカー好き、バルセロナ好きとして、リオネル・メッシの退団をどう思ったか。
「信じられなかった。彼がパリで会見を行うまで信じられなかった。当然、裏側で何か大きな駆け引きがあったんだと思う。バルセロナを去ったことだけでなく、去り方が残念。彼はレジェンドなので悲しい。いつか選手としてではなく、クラブ幹部として戻ってきてほしい。間違いなく戻ってくるはず。バルセロナは彼の家だから。彼のバルセロナでのキャリアがこんな形で終わるのは悲しい」
彼から影響を受けたことは?
「彼は才能に溢れているから、彼から学ぶのは難しい。ワールドカップの開催中だったと思うけど、あまり節制していないようだった。ピザを食べてスプライトをガブガブ飲む映像を見たことがある。彼がそこから成長して現在のスーパースターになった。世界最高の選手でさえも、普通の選手と同じような問題を抱えていることが分かった。そこからは学ぶことができる」(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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