カサキナが3度目のツアー優勝でメルボルン・サマーシリーズを締めくくる [フィリップアイランド・トロフィー]
23歳のカサキナがWTAツアーでチャンピオンに輝いたのは、2018年10月のモスクワ(WTAプレミア/室内ハードコート)以来で通算3度目となる。
この結果でカサキナは、ブーズコバとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年10月にオストラバ(WTAプレミア/室内ハードコート)の2回戦で初対戦し、カサキナが6-4 5-7 7-5で勝っていた。
今大会でのカサキナは1回戦でケイティ・ブルター(イギリス)を6-4 6-2で、2回戦でバルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-4 6-3で、3回戦で第7シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を2-6 6-1 6-4で、準々決勝で第4シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-0 6-4で、準決勝では第8シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 6-7(6) 6-1で破って決勝進出を決めていた。
シングルスでは昨年3月のモンテレイ(WTAインターナショナル/ハードコート)の決勝に臨んだ22歳のブーズコバは、2度目のチャンスでツアー初優勝を目指していた。
これに先立ち行われたダブルス決勝ではアンキタ・レイナ(インド)/カミラ・ラヒモワ(ロシア)がアンナ・ブリンコワ/アナスタシア・ポタポワ(ともにロシア)とのノーシード対戦を2-6 6-4 [10-7]で制し、ともにツアー初タイトルを獲得した。
この大会は「メルボルン・サマーシリーズ」の一環として行われ、グランドスラム期間中としては異例ながら14日間の検疫期間を経てオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に参加した選手たちにプレー機会を与えるために新設されたものだった。(テニスマガジン)
女子シングルス優勝のダリア・カサキナ(ロシア/左)とマリー・ブーズコバ(チェコ)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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