眞田卓と三木拓也が16強入り、国枝慎吾/眞田は準々決勝進出 [東京2020車いすテニス]

写真は男子シングルス1回戦での眞田卓(凸版印刷)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界最高峰の障がい者スポーツ大会「東京2020パラリンピック競技大会車いすテニス」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/8月27日~9月4日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で第9シードの眞田卓(凸版印刷)がイム・ホウォン(韓国)を6-2 6-1で倒し、パラリンピック3大会連続出場となるベスト16進出を決めた。試合時間は1時間16分。

 この日は眞田以外にも日本勢2人が男子シングルス2回戦をプレーし、第12シードの三木拓也(トヨタ自動車)がエセキエル・カスコ(アルゼンチン)を6-3 6-1で退け16強入りを決めたが、荒井大輔(BNPパリバ)は第10シードのステファン・オルソン(スウェーデン)に0-6 2-6で敗れた。

 3回戦では眞田が第5シードのゴードン・リード(イギリス)と、三木は第7シードのニコラ・パイファー(フランス)と対戦する。

 男子ダブルスの日本勢は第3シードの国枝慎吾(ユニクロ)/眞田がフレデリック・カッタネオ/ガエタン・マンギュイ(フランス)を6-1 6-1で下して準々決勝に駒を進めたが、荒井/三木は第5シードのグスタボ・フェルナンデス/アグスティン・レデスマ(アルゼンチン)に2-6 6-2 3-6で競り負けた。

 クアードダブルスの諸石光照(EY JAPAN)/菅野浩二(リクルートオフィスサポート)は準決勝で第1シードのディラン・オルコット/ヒース・デビッドソン(オーストラリア)に2-6 4-6で敗れ、銅メダルをかけた3位決定戦に臨むことになった。

 東京パラリンピックの車いすテニスは男子シングルス56ドロー、女子シングルス32ドロー、男子ダブルス28ドロー、女子ダブルス12ドロー、クアードシングルス16ドロー、クアードダブルス8ドロー(7組出場)で争われる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会3日目の試合結果|男子日本人選手

男子シングルス2回戦

○25眞田卓(日本/凸版印刷)[9] 6-2 6-1 ●28イム・ホウォン(韓国)

○56三木拓也(日本/トヨタ自動車)[12] 6-3 6-1 ●54エセキエル・カスコ(アルゼンチン)

●38荒井大輔(日本/BNPパリバ)0-6 2-6 ○40ステファン・オルソン(スウェーデン)[10]

男子ダブルス2回戦

○9国枝慎吾/眞田卓(ユニクロ/凸版印刷)[3] 6-1 6-1 ●11フレデリック・カッタネオ/ガエタン・マンギュイ(フランス)

●20荒井大輔/三木拓也(BNPパリバ/トヨタ自動車)2-6 6-2 3-6 ○17グスタボ・フェルナンデス/アグスティン・レデスマ(アルゼンチン)[5]

クアードダブルス準決勝

●4諸石光照/菅野浩二(EY JAPAN/リクルートオフィスサポート)2-6 4-6 ○1ディラン・オルコット/ヒース・デビッドソン(オーストラリア)[1]

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写真◎Getty Images

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