ジョコビッチがラオニッチをストレートで退けフェデラーとの準決勝へ [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第32シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4 6-3 7-6(1)で退け、ベスト4に進出した。試合時間は2時間49分。

 1セットも落とさず勝ち上がってきたラオニッチはここまですべてのサービスゲームをキープしていたが、この試合では第1セットと第2セットで1度ずつブレークされた。

オーストラリアン・オープン2020|トーナメント表

 全豪に16年連続出場となる32歳のジョコビッチは、昨年の大会で同種目の新記録となる7度目(2008年、11~13年、15~16年、19年)の優勝を果たした。決勝では、ラファエル・ナダル(スペイン)を6-3 6-2 6-3で倒して栄冠に輝いた。

 この結果でジョコビッチは、ラオニッチとの対戦成績を10勝0敗とした。全豪では2015年にも準々決勝で対戦しており、ジョコビッチが7-6(5) 6-4 6-2で勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは、1回戦でヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を7-6(5) 6-2 2-6 6-1で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した日本の伊藤竜馬(北日本物産)を6-1 6-4 6-2で、3回戦で日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-3 6-2 6-2で、4回戦では第14シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 6-4 6-4で破って8強入りを決めていた。

 ジョコビッチは準決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたテニス・サングレン(アメリカ)を6-3 2-6 2-6 7-6(8) 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 28: Novak Djokovic of Serbia celebrates winning match point during his Men’s Singles Quarterfinal match against Milos Raonic of Canada on day nine of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 28, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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