サービス好調のジョコビッチ「上達はゴランのおかげ」 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦。
 
 オーストラリアン・オープンを7度制したノバク・ジョコビッチ(セルビア)はコーチのゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)とともにサービス向上に努めており、大きな上達は彼のおかげだと言っている。

 その強い個性ゆえ、テニス界の有名人のひとりであるイバニセビッチは、自分の成功は試合日に自分のどちらの性格がプレーしに現れるかにかかっているのだと語ったことで知られている。彼は世界ランクでキャリア最高2位にまで至り、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場してウインブルドン優勝を遂げた史上初のプレーヤーとなった。どちらのゴランが現れようと、彼はそのサービスの強さで知られていた。

 32歳のジョコビッチのグランドスラムでのタイトル獲得数「16」はロジャー・フェデラー(スイス)の「20」、ラファエル・ナダル(スペイン)の「19」に次ぎ男子3位であり、彼は今大会でそこに1つ加える可能性は高いとみなされている優勝候補だ。絶え間なく向上を追い求め続ける彼は、文字通りの意味でも象徴的意味でも、「同じ言語を話すから」という理由でクロアチア人のイバニセビッチをコーチとして勧誘したのだと明かした。

 ジョコビッチはこの金曜日、日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-3 6-2 6-2で破り、グランドスラム大会で50回目となる4回戦進出を決めた。彼はこの日会場に来ていた「僕のコーチ、ゴランからインスピレーションを受けて」、最初の2セットで自分のサービスからは1ポイントも落とさなかった。ジョコビッチはまた、イバニセビッチとともに働くのは「非常に楽しい」と言い添えた。

「彼は僕の子供時代のアイドルのひとりだからね」とジョコビッチはコメントした。

(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 24: Novak Djokovic of Serbia serves during his Men's Singles third round match against Yoshihito Nishioka of Japan on day five of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 24, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Hannah Peters/Getty Images)

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