2019年女王アンドレスクが深夜の激闘を制して2年越しの連勝を「8」に伸ばす [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第6シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)がビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)との接戦を7-5 4-6 7-5で制して2年越しの連勝を「8」に伸ばした。試合時間は2時間48分。
フラッシングメドウに2年ぶり3度目の出場となる21歳のアンドレスクは、初めて本戦でプレーした2019年にグランドスラム初タイトルを獲得。決勝ではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-3 7-5で倒し、栄冠に輝いた。
そのあとケガに苦しんだアンドレスクは2020年シーズンを棒に振り、復帰後のグランドスラム大会では1勝3敗の戦績で今大会を迎えている。
アンドレスクは次のラウンドで、ラッキールーザーのビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-2 2-6 6-3で破って勝ち上がったローレン・デービス(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第14シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、ジル・タイヒマン(スイス)、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)、日本の土居美咲(ミキハウス)、ラッキールーザーで本戦入りしたグリート・ミネン(ベルギー)、予選勝者のクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)が2回戦に駒を進めた。
第22シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)がソリベス トルモに2-6 6-7(3)で、第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はシルステアに6-7(5) 6-3 0-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー
女子シングルス1回戦|主な試合結果
○7ソラナ・シルステア(ルーマニア)7-6(5) 3-6 6-0 ●8ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[29]
○10サラ・ソリベス トルモ(スペイン)6-2 7-6(3) ●9カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[22]
○21土居美咲(日本/ミキハウス)7-6(3) 6-3 ●22ストーム・サンダース(オーストラリア)[WC]
○28ジル・タイヒマン(スイス)6-3 6-4 ●27クリスティーナ・ブクサ(スペイン)[Q]
○48アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[14] 6-4 6-2 ●47アリソン・リスク(アメリカ)
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○52クリスティーナ・プリスコバ(チェコ)[Q] 6-4 6-3 ●51ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)
○57グリート・ミネン(ベルギー)[LL] 6-4 1-6 6-3 ●58ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)
○59リュドミラ・サムソノワ(ロシア)6-3 6-2 ●60ケイティ・ブルター(イギリス)[Q]
○61ローレン・デービス(アメリカ)6-2 2-6 6-3 ●62ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)[LL]
○64ビアンカ・アンドレスク(カナダ)[6] 7-5 4-6 7-5 ●63ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)
写真◎Getty Images
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