錦織は第3セットを取れず、ジョコビッチが3回戦突破へあと1セットに迫る [USオープン]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、錦織圭(日清食品)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。1セットオールで迎えた第3セットをジョコビッチが制し、錦織から7-6(4) 3-6 3-6で第4セットに突入した。

 両者の過去の対戦成績は、17勝2敗でジョコビッチがリード。今シーズンは7月に東京オリンピック(東京・有明テニスの森)の準々決勝で顔を合わせており、ジョコビッチが6-2 6-0で勝っていた。錦織が最後にジョコビッチを倒したのは2014年USオープン準決勝で、それ以降は現在16連敗中となっている。

 フラッシングメドウに2年ぶり11回目の出場となる31歳の錦織は、2014年にグランドスラム大会で自己最高となる準優勝。前回プレーした2019年は、3回戦でアレックス・デミノー(オーストラリア)に2-6 4-6 6-2 3-6で敗れていた。

 今大会での錦織は1回戦でサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)を6-1 6-1 5-7 6-3で、2回戦ではマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を7-6(3) 6-3 6-7(5) 2-6 6-3で破って勝ち上がっていた。

 2021年シーズンの錦織はここまで東京オリンピックを含む15大会でプレーし、ハードコートの前哨戦では4週間前のワシントンDC(ATP500)で4強入りしていた。

 ジョコビッチは今大会で勝つと男子では1969年のロッド・レーバー(オーストラリア)以来となる『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』を成し遂げると同時に、男子の最多記録を分かち合っているロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)を追い抜く21回目のグランドスラム制覇を果たすことができる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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