19歳フェルナンデスが連日のジャイアントキリングでノーシードからグランドスラム決勝の舞台へ、世界2位サバレンカをも打破 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、月曜日に19歳になったばかりのレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(3) 4-6 6-4で倒してノーシードからグランドスラム決勝の舞台に駆け上がった。試合時間は2時間21分。
2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で初めてグランドスラム本戦をプレーしたフェルナンデスは、同年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。
2019年全仏ジュニア優勝者で同年9月にジュニア世界ナンバーワンの座にも就いたフェルナンデスは、3月にモンテレイ(WTA250/ハードコート)でWTAツアー初優勝を飾っていた。
両者は今回が初対戦。23歳のサバレンカがグランドスラム大会で準決勝をプレーしたのは7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いて2度目だったが、戦績は0勝2敗となった。
今大会でのフェルナンデスは1回戦で予選勝者のアナ・コニュ(クロアチア)を7-6(3) 6-2で、2回戦でカイア・カネピ(エストニア)を7-5 7-5で、3回戦でタイトル防衛を目指していた第3シードの大坂なおみ(日清食品)を5-7 7-6(2) 6-4で、4回戦で第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を4-6 7-6(5) 6-2で、準々決勝では第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 3-6 7-6(5)で破って4強入りを決めていた。
フェルナンデスは決勝で、第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と予選から勝ち上がってきた18歳のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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