上地/ワイリーがウインブルドンに続いてベルナール/大谷との初戦に勝利 [USオープン車いすの部]

写真は2019年USオープンでの上地結衣(三井住友銀行)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の車いす女子ダブルス1回戦で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)がアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/大谷桃子(かんぽ生命保険)を6-2 6-0で倒して大会連覇に王手をかけた。試合時間は58分。

 両ペアは7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でも初戦で対戦し、上地/ワイリーが6-1 6-2で勝っていた。

 ワイリーと上地のコンビは2014年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からグランドスラム5大会連続制覇を果たし、ウインブルドンでは2014年から4連覇を達成。今シーズンの上地/ワイリーは、ウインブルドンで4年ぶりの栄冠に輝いた。

 上地/ワイリーは決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と対戦する。デ グロート/ファンクォトは1回戦で、ダナ・マシューソン(アメリカ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-0 6-2で下しての勝ち上がり。

 シングルスに第2シードで出場している上地はこの日行われた準決勝でワイリーを6-1 6-3で破り、4年ぶり3度目の優勝に王手をかけていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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