過去4連覇達成の上地/ワイリーが4年ぶりの優勝を飾る [ウインブルドン車いすの部]

写真は車いす女子ダブルスで4年ぶりの優勝を飾った上地結衣(三井住友銀行/右)とジョーダン・ワイリー(イギリス)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の車いす女子ダブルス決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)がクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を6-0 7-6(0)で下して同ペアとして4年ぶりの栄冠に輝いた。試合時間は1時間24分。

 ワイリーと上地のコンビは、2014年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からグランドスラム5大会連続優勝を果たし、ウインブルドンでは2014年から4連覇を達成。同ペアがグランドスラムでタイトルを獲得したのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来で通算12回目となる。

 今大会での上地/ワイリーは、初戦でアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)を6-1 6-2で破って勝ち上がっていた。シングルスに第2シードで出場していた上地は、1回戦で大谷に3-6 4-6で敗れていた。

 モンジェーヌはまだシングルスで勝ち残っており、グランドスラム初優勝をかけて第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦することになっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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