今季ツアー5勝の青山修子/柴原瑛菜がWTAファイナルズ出場権を確保

写真はテニス・イン・ザ・ランドで今季5勝目を挙げた青山修子(近藤乳業/右)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 女子テニス協会(WTA)が月曜日に公式サイトを通して女子トップ8によるエリート大会「アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ」(WTAファイナルズ/11月10~17日/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/ハードコート)の出場権を確保した選手を発表し、ダブルスで日本の青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が大会デビューを果たすことになった。

 今シーズンの青山/柴原は4月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得し、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)ではグランドスラム大会自己最高となる4強入りするなどWTAツアー5勝を挙げている。日本人選手が同大会でプレーするのは、2008年にカタリナ・スレボトニク(スロベニア)とのペアでダブルスに出場した杉山愛さん以来となる。

 そのほか世界ナンバーワンでディフェンディング・チャンピオンのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、世界ランク2位のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、フレンチ・オープン優勝者のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)の3人がシングルスでWTAファイナルズ出場を確定させた。

 サバレンカとクレイチコバはシングルスでは初出場となり、クレイチコバはフレンチ・オープンを制したカテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのペアでダブルスでも出場権を獲得した。

 昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを理由に10月から11月にかけて中国で開催される予定だった男女全11大会が中止となり、深圳で開催予定だったWTAファイナルズもキャンセルされていた。今年の大会はグアダラハラで開催されることになったが、2022年から30年までは中国・深圳で行われる予定となっている。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles