アブダビ優勝の青山/柴原をWTAが公式サイトで紹介「ジェットコースターウィークを締めくくった」

写真は同ペアで4度目の優勝を飾った青山修子(近藤乳業/左)と柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

今季のWTAツアー開幕戦となる「アブダビWTA女子テニスオープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/1月6~13日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第8シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を7-6(5) 6-4で倒し、同ペアで4度目の優勝を飾った。

 女子テニス協会(WTA)は公式サイトでふたりの記事を掲載し、「2021年アブダビWTA女子テニスオープンで彼女たちのジェットコースターウィークを締めくくった」と紹介した。

 同大会での青山/柴原は、1回戦でアンドレア・クレパーチ(スロベニア)/マルタ・コスチュク(ウクライナ)を4-6 7-5 [12-10]で倒し、2回戦はカロリーナ・ムチョバ/マルケタ・ボンドルソバ(ともにチェコ)の棄権による不戦勝で勝ち上がり、準々決勝で第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-4 6-1で、準決勝ではソフィア・ケニン(アメリカ)/アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 記事内ではふたりのコメントが掲載されており、「1回戦では初めのうち、あまりいいプレーができませんでした。10ポイントタイブレークの間に私はどうして欲しいかについてもっとパートナーと話すようにし、プレーがよくなりました。それが勝利を掴むことができた理由です。それから試合ごとによくなっていきました。決勝ではたくさん話してファイトし続け、決して諦めませんでした」と青山は語った。

「間違いなくジェットコースターでした。最初の試合でマッチポイントをいくつかセーブしたので、そのあとの試合で役立ったと思います」と柴原は振り返り、「私にとって今日は間違いなく大変でした。ふたりともツアーでもっとも親しい友人で、ヘイリー(カーター)は家族のような存在だからです」と話した。

 カーターと柴原は過去にペアを組んでツアー下部大会で5勝を挙げており、2019年4月のボゴタ(WTAインターナショナル/クレーコート)では準優勝を飾っていた。

 試合後に柴原は自身のインスタグラムを更新し、「✨アブダビのWTA500優勝しました???皆さんの応援ありがとうございました!この調子でオーストラリアでも頑張ります?また応援よろしくお願いします?」と報告した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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