イバノビッチ、ペンネッタ、モヤらが殿堂入りの候補者に選出
アメリカ・ロードアイランド州ニューポートに拠点を置く国際テニス名誉の殿堂が木曜日に新しい候補者を発表し、アナ・イバノビッチ(セルビア)、フラビア・ペンネッタ(イタリア)、カルロス・モヤ(スペイン)、カーラ・ブラック(ジンバブエ)のグランドスラム大会優勝経験者たちが留任したリサ・レイモンド(アメリカ)とフアン カルロス・フェレロ(スペイン)に加わった。
6人の候補者たちはいずれもプレーヤー部門で、4年ごとに選ばれる貢献者と車いすテニスのカテゴリーの者たちは選ばれていない。
イバノビッチは2008年にフレンチ・オープン女子シングルスで優勝し、世界ランク1位となった。ペンネッタは2015年USオープン女子シングルスのチャンピオンで、ダブルスで世界1位となったことがある。モヤは1998年フレンチ・オープン男子シングルスでタイトルを獲得し、翌年に世界ナンバーワンの座に就いた。ブラックは四大大会の女子ダブルスとミックスダブルスで合計10勝を挙げ、4度に渡ってダブルス世界1位としてシーズンを終えた。
2021年にノミネートされたレイモンドとフェレロは、初めて候補となってから3年間は資格を維持することができる。元ダブルス世界1位のレイモンドがグランドスラムの女子ダブルスとミックスダブルスで「11」のタイトルを獲得し、2003年フレンチ・オープン優勝者のフェレロも世界ナンバーワンになった経歴を持っている。
ファンによる投票は専用サイト(vote.tennisfame.com)で金曜日から始まり10月31日に締め切られ、トップ3は最終的な獲得投票数に応じてボーナス%ポイントを受けることができる。テニス記者、歴史家、名誉の殿堂メンバーによる正規の投票はそのあとに行われる。
殿堂入りする人物は来年の初頭に発表され、殿堂入りの式典は2022年7月16日に予定されている。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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