アメリカの新鋭アン・リーがオソリオ セラーノを下してWTAツアー初優勝 [テネリフェ女子オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのアン・リー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「テネリフェ女子オープン」(WTA250/スペイン・テネリフェ島/10月18~24日/賞金総額23万5238ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、アン・リー(アメリカ)がマリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)とのノーシード対決を6-1 6-4で制してWTAツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間10分。

 21歳のリーがツアー大会の決勝に進出したのは2度目だったが、2月のグランピアンズ・トロフィー(WTA500/ハードコート)は日程が遅れたため決勝が行われなかった。

 両者は今回が初対戦。初戦で第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を破る番狂わせを演じていた19歳のオソリオ セラーノは、4月のボゴタ(WTA250/クレーコート)以来となるツアー2勝目を目指していた。

 今大会でのリーは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を2-6 6-4 6-1で、2回戦でバルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-4 6-2で、準々決勝でイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を7-5 7-5で、準決勝ではアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 1年前にトップ100圏外だったリーは今大会を世界ランク自己最高60位で迎えていたが、週明けに更新されるWTAランキングで50位以内に浮上することが確実となった。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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