2勝目を挙げたナカシマとバエスが決勝トーナメントへ [Next Gen ATPファイナルズ]

写真は準決勝進出を決めたセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 男子21歳以下のトップ8対決「インテーザ・サンパオロNext Gen ATPファイナルズ」(ネクストジェンATPファイナルズ/イタリア・ミラノ/11月9~13日/賞金総額130万ドル/室内ハードコート)の大会3日目はラウンドロビン(グループ内総当たり戦)第3戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第2シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第4シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が勝利をおさめた。

 アルカラスが第5シードのフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を4-0 4-1 2-4 4-3(3)で、コルダは第3シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を4-2 4-3(4) 4-2で下してともに3連勝を飾り、ナカシマが第7シードのオルガ ビートゥス ヌースコウ・ルーネ(デンマーク)を3-4(3) 4-1 4-1 4-3(1)で、バエスは第8シードのユーゴ・ガストン(フランス)を4-3(2) 4-2 4-2で破ってそれぞれ2勝目を挙げた。

 この結果で各グループの最終順位が確定し、グループAからアルカラスとナカシマ、グループBからはコルダとバエズの決勝トーナメント進出が決まった。準決勝ではアルカラスがバエスと、コルダはナカシマと対戦する。

 2017年に創設されたこの大会は、世界トップ8によるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14~21日/室内ハードコート)の若手版となる。

 今大会は出場権を争うレースランキング(Race to Milan)の上位8人が2つのグループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する形式となっている。

 試合は4ゲーム先取の5セットマッチやノーアドバンテージなど、大会独自のルールが採用されている。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

※[ ]数字はシード順位

大会3日目の試合結果|11月11日(木)

ラウンドロビン|グループA

○カルロス・アルカラス(スペイン)[1] 4-0 4-1 2-4 4-3(3) ●フアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)[5]

○ブランドン・ナカシマ(アメリカ)[4] 3-4(3) 4-1 4-1 4-3(1) ●オルガ ビートゥス ヌースコウ・ルーネ(デンマーク)[7]

グループA|最終順位

1位 アルカラス:3勝0敗(セット9-1、ゲーム38-20)
2位 ナカシマ:2勝1敗(セット6-5、ゲーム37-27)
3位 ルーネ:1勝2敗(セット4-7、ゲーム27-35)
4位 セルンドロ:0勝3敗(セット3-9、ゲーム22-42)

ラウンドロビン|グループB

○セバスチャン・コルダ(アメリカ)[2] 4-2 4-3(4) 4-2 ●ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)[3]

○セバスチャン・バエス(アルゼンチン)[6] 4-3(2) 4-2 4-2 ●ユーゴ・ガストン(フランス)[8]

グループB|最終順位

1位 コルダ:3勝0敗(セット9-2、ゲーム42-25)
2位 バエス:2勝1敗(セット6-4、ゲーム34-28)
3位 ムゼッティ:1勝2敗(セット4-8、ゲーム33-43)
4位 ガストン:0勝3敗(セット4-9、ゲーム34-47)


1勝1敗同士の直接対決を制してグループA2位を確定させたブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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