モンフィスがハチャノフとのトップ2シード対決を制して2020年2月以来の優勝 [アデレード国際1]
2022年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月3~9日/賞金総額52万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第1シードのガエル・モンフィス(フランス)が第2シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4 6-4で下し、男子ツアーの同種目で今シーズン最初のチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間19分。
35歳のモンフィスがツアー大会でタイトルを獲得したのは、2020年2月のロッテルダム(ATP500/室内ハードコート)以来で通算11回目となる。ツアー決勝での戦績は、11勝22敗となった。
両者は今回が初対戦。2018年10月のパリ(ATP1000/室内ハードコート)を最後にタイトルから遠ざかっている25歳のハチャノフは、銀メダルを獲得した昨年8月の東京オリンピック以来の決勝で5度目のツアー優勝を目指していた。
今大会でのモンフィスは初戦となった2回戦でフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2 6-1で、準々決勝で第6シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-4 6-1で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したタナシ・コキナキス(オーストラリア)を7-5 6-0で破って決勝進出を決めていた。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、ノーシードから勝ち上がってきたロハン・ボパンナ/ランクマー・ラマナサン(ともにインド)が第1シードのイバン・ドディグ(クロアチア)/マルセロ・メロ(ブラジル)を7-6(6) 6-1で倒して同ペアでの優勝を飾った。(テニスマガジン)

男子ダブルス優勝のロハン・ボパンナ(インド/左)とランクマー・ラマナサン(インド)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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