柴原瑛菜がWTAツアーの予選を初めて突破、青山修子とのダブルスは不戦勝で準々決勝へ [WTAシドニー]

写真は2021年ヤラバレー・クラシックでの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シドニー・テニス・クラシック」(オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月10~15日/賞金総額70万3580ドル/ハードコート)の予選決勝で、第10シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第5シードのクレア・リュー(アメリカ)を6-3 6-4で下して本戦入りを決めた。試合時間は1時間39分。

 23歳の柴原がシングルスでWTAツアーに出場したの9度目だったが、予選を突破したのは初めてとなる。柴原は前日に行われた1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したリサ・メイズ(オーストラリア)を6-1 6-2で破って勝ち上がっていた。

 本戦の組み合わせ決まり、柴原は1回戦で世界ランク40位のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と顔を合わせることになった。

 柴原は同日に青山修子(近藤乳業)とのペアで第2シードのダブルスで初戦をプレーする予定だったが、対戦予定だったアリソン・ベイ/アリシア・スミス(ともにオーストラリア)が棄権したため不戦勝で勝ち上がることが決まった。

 青山/柴原は準々決勝で、アランチャ・ラス(オランダ)/アストラ・シャルマ(オーストラリア)とワイルドカードで出場したミカエラ・ヒート(オーストラリア)/メイズの勝者と対戦する。

 シドニー・テニス・クラシックはWTA500に格付けされる大会で、シングルス30ドロー、ダブルス16ドローで争われる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○20柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[10] 6-3 6-4 ●17クレア・リュー(アメリカ)[5]

予選1回戦

○20柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[10] 6-1 6-2 ●19リサ・メイズ(オーストラリア)[WC]

上位出場選手シード順位|シングルス

アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1]※欠場
ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[2]
バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[3]
アネット・コンタベイト(エストニア)[4]

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写真◎Getty Images

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