コロナ明けのルブレフが2022年シーズン初戦に快勝 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がジャンルカ・マーゲル(イタリア)を6-3 6-2 6-2で下して好スタートを切った。試合時間は1時間24分。
先月にアラブ首長国連邦・アブダビで開催されたエキシビション大会でプレーしたあと新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したルブレフは年頭の世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー/ハードコート)を欠場したため、この試合が今季の初戦だった。
全豪に6年連続出場となる24歳のルブレフは、第7シードで臨んだ昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。準々決勝ではともに同年のATPカップで母国を優勝に導いたダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦し、5-7 3-6 2-6で敗れていた。
ルブレフは次のラウンドで、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1 3-6 2-6 6-3 6-4で破って勝ち上がったリカルダス・ベランキス(リトアニア)と対戦する。
そのほかの試合では第11シードのヤニク・シナー(イタリア)、第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第15シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第26シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第27シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、リシャール・ガスケ(フランス)、予選勝者のノルベルト・ゴンボス(スロバキア)、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクリストファー・オコネル(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。
第29シードのユーゴ・アンベール(フランス)はガスケとの同胞対決に6-3 6-7(4) 6-7(3) 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○80ヤニク・シナー(イタリア)[11] 6-4 7-5 6-1 ●79ジョアン・ソウザ(ポルトガル)[LL]
○81ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)[15] 7-6(2) 6-4 5-7 6-1 ●82ステファノ・トラバグリア(イタリア)
○83フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)6-4 7-5 7-6(0) ●84マルコ・チェッキナート(イタリア)
○89グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[26] 6-4 4-6 6-3 7-5 ●90イリ・レヘカ(チェコ)[Q]
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○97アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 6-3 6-2 6-2 ●98ジャンルカ・マーゲル(イタリア)
○100リカルダス・ベランキス(リトアニア)6-1 3-6 2-6 6-3 6-4 ●99ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)
○102ノルベルト・ゴンボス(スロバキア)[Q] 6-3 6-2 1-6 6-4 ●101ティモフェイ・スカトフ(カザフスタン)[Q]
○104マリン・チリッチ(クロアチア)[27] 6-3 6-1 6-2 ●103エミリオ・ゴメス(エクアドル)[Q]
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○113ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[13] 6-3 6-4 7-5 ●114フィリップ・クライノビッチ(セルビア)
○115クリストファー・オコネル(オーストラリア)[WC] 7-6(4) 6-0 4-6 6-1 ●116ユーゴ・ガストン(フランス)
○122リシャール・ガスケ(フランス)3-6 7-6(4) 7-6(3) 6-3 ●121ユーゴ・アンベール(フランス)[29]
○123ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)6-4 6-3 6-2 ●124ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)
写真◎Getty Images
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