1セットダウンから逆転勝利の青山修子/柴原瑛菜が2年連続準々決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真は青山修子(左)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子ダブルス3回戦で、第2シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第16シードのヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)/ベラ・ズボナレワ(ロシア)を1-6 7-5 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間8分。

 第1セットを1ゲームしか取れずに落とした青山/柴原は競り合った末に第2セットをものにし、第3セットでは最後の4ゲームを連取して試合を締めくくった。

 2019年からペアを組み始めた青山/柴原は、今季3度目のダブルス出場。前哨戦での青山/柴原は2大会でプレーし、1勝2敗の戦績で本番を迎えている。

 昨シーズンの青山/柴原は4月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得するなどWTAツアー5勝を挙げ、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でグランドスラム大会自己最高となるベスト4をマーク。11月には「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)にデビューして予選ラウンドを突破し、一躍トップダブルスチームの仲間入りを果たした。

 今大会での青山/柴原は1回戦でナテラ・ザラミゼ/カミラ・ラヒモワ(ともにロシア)を4-6 6-3 6-1で、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリゼット・カブレラ/プリシラ・ホン(ともにオーストラリア)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 青山/柴原は次のラウンドで、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)/シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦する。マルティッチ/ロジャーズは3回戦で、第5シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/ニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)を6-2 7-6(2)で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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