宮崎百合子がトンバリとのダブルスでキャリア最大のタイトルを獲得 [W60グルノーブル]

写真は2020年7月にイギリス・ロンドンのローハンプトンにあるナショナルテニスセンターで開催されたブリティッシュツアー第4週での宮崎百合子(メディロム)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「12ÈME ENGIE OPEN DE L’ISERE」(ITFワールドテニスツアーW60/フランス・グルノーブル/2月7~13日/賞金総額6万ドル/室内ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第4シードの宮崎百合子(メディロム)/プラルタナ・トンバリ(インド)が第3シードのアリシア・バーネット/オリビア・ニコールズ(ともにイギリス)を6-3 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は1時間4分。

 トンバリと宮崎は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。26歳の宮崎がW60の大会でプレーしたのは4度目だったが、ダブルスでは2度のベスト4がこれまでの最高成績だった。

 宮崎がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、エミリー・アップルトン(イギリス)とのペアで臨んだ昨年10月のフローレンス(W25/ハードコート)以来で通算6度目となる。

 1回戦をBYEで免除されていた宮崎/トンバリは初戦となった準々決勝でダニエラ・ビスマネ(ラトビア)/ジョアン・ズガー(スイス)を6-3 6-4で、準決勝では第1シードのグリート・ミネン(ベルギー)/アランチャ・ラス(オランダ)を6-7(3) 6-1 [10-8]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスにも参戦していた宮崎は1回戦で第7シードのエレナ・イン アルボン(スイス)を6-2 6-4で倒したが、2回戦でカティンカ・フォン ダイヒマン(リヒテンシュタイン)に4-6 4-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

日本人選手の試合結果

女子シングルス2回戦

●15宮崎百合子(日本/メディロム)4-6 4-6 ○13カティンカ・フォン ダイヒマン(リヒテンシュタイン)[SR]

女子シングルス1回戦

○15宮崎百合子(日本/メディロム)6-2 6-4 ●16エレナ・イン アルボン(スイス)[7]

女子ダブルス決勝

○5宮崎百合子/プラルタナ・トンバリ(メディロム/インド)[4] 6-3 6-3 ●12アリシア・バーネット/オリビア・ニコールズ(イギリス)[3]

女子ダブルス準決勝

○5宮崎百合子/プラルタナ・トンバリ(メディロム/インド)[4] 6-7(3) 6-1 [10-8] ●1グリート・ミネン/アランチャ・ラス(ベルギー/オランダ)[1]

女子ダブルス準々決勝

○5宮崎百合子/プラルタナ・トンバリ(メディロム/インド)[4] 6-3 6-4 ●7ダニエラ・ビスマネ/ジョアン・ズガー(ラトビア/スイス)

女子ダブルス1回戦

5宮崎百合子/プラルタナ・トンバリ(メディロム/インド)[4] Bye

予選1回戦

●2佐藤久真莉(日本/富士薬品)3-6 0-6 ○1サラ ベス・グレイ(イギリス)[1]

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写真◎Getty Images

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