20歳の内島萌夏が今季初優勝、ITFツアーのシングルスで5つ目のタイトル [W25ポルト]

写真は女子シングルスで優勝を飾った内島萌夏(フリー)(写真提供◎内島萌夏)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W25ポルト」(ITFワールドテニスツアーW25/ポルトガル・ポルト/2月14~20日/賞金総額2万5000ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた内島萌夏(フリー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-3 6-1で下して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間26分。

 20歳の内島がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年12月のプネー(W25/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。決勝での戦績は、通算5勝1敗となった。

 今大会での内島は1回戦でワイルドカードのマチルド・ホルヘ(ポルトガル)を6-1 6-2で、2回戦で第5シードのジュリア・ガット モンティコーネ(イタリア)を6-2 7-5で、準々決勝でオドレイ・アルビー(フランス)を6-1 2-6 6-3で、準決勝では第7シードのマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は内島以外にも奈良くるみ(安藤証券)が第4シードで出場していたが、準々決勝でミネラに2-6 3-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

女子シングルス決勝

○28内島萌夏(日本/フリー)6-3 6-1 ●6レオリア・ジャンジャン(フランス)[WC]

女子シングルス準決勝

○28内島萌夏(日本/フリー)6-2 6-4 ●17マンディ・ミネラ(ルクセンブルク)[7]

女子シングルス準々決勝

●24奈良くるみ(日本/安藤証券)[4] 2-6 3-6 ○17マンディ・ミネラ(ルクセンブルク)[7]

○28内島萌夏(日本/フリー)6-1 2-6 6-3 ●29オドレイ・アルビー(フランス)

女子シングルス2回戦

○24奈良くるみ(日本/安藤証券)[4] 7-6(5) 6-3 ●21ルシア・コルテス ロルカ(スペイン)[Q]

○28内島萌夏(日本/フリー)6-2 7-5 ●25ジュリア・ガット モンティコーネ(イタリア)[5]

女子シングルス1回戦

○24奈良くるみ(日本/安藤証券)[4] 6-2 7-6(6) ●23ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)[WC]

○28内島萌夏(日本/フリー)6-1 6-2 ●27マチルド・ホルヘ(ポルトガル)[WC]

女子ダブルス準決勝

●5クワン ヤウ・ウン/内島萌夏(香港/フリー)[3] 3-6 3-6 ○1バレンティーニ・グラマティコプーロウ/カリン・レモーネ(ギリシャ/オランダ)[1]

女子ダブルス準々決勝

○5クワン ヤウ・ウン/内島萌夏(香港/フリー)[3] 6-0 6-1 ●7ミラ・セケイラ/アンドラ・サザーランド(スイス/イギリス)

女子ダブルス1回戦

5クワン ヤウ・ウン/内島萌夏(香港/フリー)[3] Bye

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写真提供◎内島萌夏

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