ツアー本戦デビューの2年後、18歳アルカラスがATP500で最年少のチャンピオンに [リオ・オープン]

写真は優勝を決めた直後のカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月14~20日/賞金総額181万5115ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第7シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4 6-2で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間26分。

 18歳のアルカラスがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年7月のウマグ(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。ツアー決勝での戦績は、2勝0敗となった。ATP500のカテゴリーが誕生した2009年以来、18歳での優勝は最年少記録となる。

 両者は今回が初対戦。16歳だった2020年大会でATPツアー本戦デビューを飾ったアルカラスは、トップ50プレーヤーだったアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)から金星を挙げて注目を集めた。

 今大会でのアルカラスは1回戦でジャウメ・ムナール(スペイン)を2-6 6-2 6-1で、2回戦でフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-4 7-6(1)で、準々決勝で第1シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-2 2-6 6-2で、準決勝ではファビオ・フォニーニ(イタリア)を6-2 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 2018年に同大会を制していた29歳のシュワルツマンは、前週のブエノスアイレスに続いて準優勝に終わった。

 ダブルスでは前日から持ち越しになっていた準決勝でサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/アンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)を7-6(4) 6-2で倒したシモーネ・ボレッリ/ファビオ・フォニーニ(ともにイタリア)が同日の最後に行われた決勝で第3シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)に7-5 6-7(2) [10-6]で競り勝ち、2015年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)以来のコンビ4勝目を挙げた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles