ダブルヘッダーを乗り越えたシュワルツマンとアルカラスが決勝で初対決 [リオ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月14~20日/賞金総額181万5115ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝と準決勝が行われ、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)とカルロス・アルカラス(スペイン)がタイトルをかけて初対決することになった。

 雨による進行の遅れでシングルスはダブルヘッダーとなり、まずは準々決勝で第3シードのシュワルツマンがパブロ・アンドゥハル(スペイン)を7-6(3) 4-6 6-4で、第7シードのアルカラスが第1シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-2 2-6 6-2で、ファビオ・フォニーニ(イタリア)がフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-4 6-2で、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が予選勝者のミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を5-7 6-2 6-4で下して4強が出揃った。

 2試合目となった準決勝ではシュワルツマンがセルンドロとのアルゼンチン勢対決を7-6(4) 6-3で制し、アルカラスはフォニーニを6-2 7-5で退けた。

 今大会に3年ぶり7度目の出場となる29歳のシュワルツマンは、3度目の本戦だった2018年にタイトルを獲得。前回プレーした2019年は2連覇がかかっていたが、右脚のケガでパブロ・クエバス(ウルグアイ)との1回戦を第2セット途中でリタイアしていた。

 昨年7月のウマグ(ATP250/クレーコート)以来のツアー2勝目に王手をかけたアルカラスは16歳だった2020年の同大会でATPツアー本戦デビューを飾り、トップ50プレーヤーだったアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)から金星を挙げて注目を集めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles